プロローグ

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訝しげに本と老人を交互に見る少年に老人がゆっくりと諭すように言う。 「なぁに、そんな難しい話じゃないよ。もっと簡単で身近なお話だ。」 少年は暫くじっと本を眺めそっとページを捲る。 老人が少年の様子を横目で見ながら心の中で呟いた。 「たぶん、きっと 僕らは――――――」
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