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俺の名前は、鈴田 ヒロト
桜花大学の二年の普通の学生。別に得意なことはなく
かと言って勉強ができるわけもない普通の学生だったはずなのにあの日を堺に変わってしまった・・・。
友「おーい、ヒロト」
ヒ「なんだよ朝から」
友「今日の夜、時間空いてるか?」
ヒ「まぁテストも終わって夏休みに入るだけだから空いてるぞ」
友「ラッキー、今日の夜みんなで夏祭り行かないか?」
ヒ「女子は来るの?」
友「一応来るぞ。幼なじみだけどw」
ヒ「まぁ、いないよりは、ましか。何時集合?」
友「現地に7時集合でどうだ。」
ヒ「了解」
友「んじゃまたな」
ヒ「あぁ」
そして俺は、学校の終わった後あしばやに現地のお祭りの開催場所である叶恋神社に向かった。
少し早めに来てしまった俺は、神社のけいだい近くにある石段に座り時間を潰して待っていた。
すると、ひんやり冷たい風が一瞬素肌を通り過ぎた・・・
ヒ「冷たっ」
今のなんだったんだろうまぁ気のせいだろう。
その時は、そう思い込んでいた。
友「おーいヒロト随分早いな」
ヒ「まぁな」
友「俺達まだ飯食ってないから出店行くけどヒロトは飯食ったか?」
ヒ「俺もまだだから焼きそばでも食べに行かないか?」
幼なじみ「いいねぇ~焼きそば。ヒロくん昔から焼きそば好きだったもんね」
ヒ「ヒロくんってやめろよ。学生になってもヒロくんって恥ずいだろ」
幼なじみで、一つ年上の日野 あやね が、からからい気味に話しかけた。
幼「そうだよ、さすがにヒロくんは、もう限界で厳しいよ・・・ねっ、ヒロト」
同い年の近所にいて昔よく一緒に遊んでた東雲 ゆかりがツッコミをいれてきた。
ヒ「厳しいってなんだよそれ」
ゆ「そのまんまだよーだっ」
ヒ「まぁいいや、トーヤ出店行くぞ」
祭りの主催者であり、学友の、南 トーヤに話しかけた。
ト「はい、はい、じゃあみんなそろそろ出店に行きますか」
ゆ「いいね、いいね早く行こっ!」
あ「リンゴ飴あるかなw」
ヒ「先に焼きそばだろ」
あ「はいはい、焼きそばねw」
こうして、たわいもない話しをしながら、俺達は出店へと向かった。
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