プロローグ

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そのまま自分の席に戻る北条さん…。 それにしても可愛かったな…。あんな子がいるなんて。 そうこうしているうちに先生が教室に入ってきて授業が始まった……。 ……今は4時間目の授業だ。化学の時間である。 う…う……眠たいな…。 ハゲの山口先生の授業は眠くなることで有名なんだよな……、 「では、北条さん、この問題を解いてください」 「はい!」 元気にはいっ!と言った北条さんは席を立ち、黒板に向かう。 俺はその動き動きに見とれていた。つい目で北条さんを追ってしまう。 楽々とあっというまに問題を解いた北条さんはそのまま席に戻っていき授業を真面目に受けている キーンコーンカーンコーンといういたって普通な音が流れたことにより授業は終わった。 そして昼休みになったいまトイレに向かっていた。
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