プロローグ

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「先生はその短気な性格を直してください」 「お前はそのボケまくるのを直せ。あとそのBLを見たら制裁を下すのもな。それと…」 「何個あるんすか」 「……わりぃ、数えきれない」 「もう良いですよ。無理して数えなくていいですよ。今度一緒に算数勉強しますか?」 「ありすぎて言い切れないって意味だからな?数字分かるからな?」 「ちっ!」 あー!そろそろ疲れたし、切り上げようかな。 「先生、早く話を進めてください」 「お前にだけは言われたくねぇよ」 はぁっ…とため息をつく先生。 「…で、今回も相手は無傷だったが、謝りに行け。」 「……わざわざ手加減してやってんのになんで俺が謝らなきゃダメなんですかぁぁあ!?」 「無傷でも殴ったことには変わらねぇ。 ほら、言ってこい。」 「くっそ………覚えとけよ!! 俺はBLなんて物には負けないからなっ!!!」 「お前マジでなんで男子校来たんだよ………。」
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