2058人が本棚に入れています
本棚に追加
「ちょ、ちょっと待ってよー。この流れはおかしいよねー?」
「反対の者はいるか?」
………………しーん。
「よし、いないみたいだな。」
「断ッ固拒否する!!………そこの子とかよく俺のこと貶してるよね?
そんな貶されるような俺を王様とか、守るとか嫌だよねー?(嫌って言えや」
すぐそこの小さい系の男子に話をふってやる。
「……王様やりたくないし。使えるものは使っておく主義だから。」
使 え る も の は 使 っ て お く 主 義wwwwww
舐めとんのか。殴っていい?殴っていいよね!?
仕方ない。最後の抵抗だ。
「落ち着いてよー。俺を王様にするとか負けに行くようなモノだよ?俺の普段の体育の時知っているでしょー?」
そう。普段俺は体育の時は手を抜きまくっている。
バスケの時、ボールが回ってきたら無難にパスのみ。
サッカーの時。ボールは避ける。
ドッチボールの時は、最初から外野。
その他の時は基本ボーッとしてる。
そんな俺を見て
「よし!勝てる!!」
とか思う人は皆無だろう。
よし、ここまで言えばもう俺を王様役にしようとは思わないだろう。
よし、勝ったな。
ほれ、先生も悩んで……
「はっ、そんときは…そんとき、だろ?」
「「「きゃー!!!」」」
ニヤリと笑って言ってきた。
それに反応したチワワ達が騒ぎ出す。
………笑えない。笑えないぞー
最初のコメントを投稿しよう!