見えた!?

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「ここは…」 目を覚ますと見知らぬベッドの上で寝ていた。 「やっと起きたか…」 声のした方を見ると白い髭を生やした お爺さんが椅子に座っていた。 「ここはどこだ?」 俺がそう言うとお爺さんは 「ホッホッホッ。それよりもじゃ。  君には能力が授けられたんじゃ。  それをどう活かすかは君次第じゃ。  君には期待しておる。」 そう告げた。 そして消えた… 「ちょっと待てよ!!能力って何だよ!  おい!!」 そこで俺は目が覚めた…   「何だ夢か…」 俺は何でここにいるか思い出そうとした… 「いたっ…」 しかし思い出そうとすると頭に激痛が。 俺は頭を抑えながら部屋を出た。 「どうしたの?頭痛いの?」 かあさんの声がし、振り向くと 「何、指に付けてる赤い糸は?」 かあさんの小指には赤い糸が繋がっており 玄関まで繋がっていた。
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