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しばらくフィリアについていき城の中を歩く。
城の中は贅沢な飾りが一切なく、質素な感じだ(俺らが歩いた所しかわからない)。
光「ねぇ紅、僕達これからどうなるの?」
光が不安そうに俺に訪ねてくる。
紅「多分だが、王に会った後で勇者として覚醒するような場所に行って、力を貰ったりするんだろうな。まぁ、王様に失礼なことをして不敬罪になって死ぬようなことがなければだろうがな。」
光「そっかぁ。紅は随分と落ち着いているね。なんで?」
紅「さぁな。まぁ大輔だって落ち着いてさっきから静かじゃないか。」
大輔「.......」
光「そうだね。大輔なんで喋らないの?」
大輔「.......」
紅「どうした、大輔?」
大輔「.......」
紅「お~い、大輔君ー。」
大輔「.......」
大輔の前で手を振るが、反応がない。
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