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少し遠回りの道を選んだが時間に余裕があるしこのまま行けば当初の予定に狂いはない。
あまりに計画通りで思わずニヤニヤしているとふと背後から声がした。
「少年。一人歩いている時にニヤニヤするのは気持ちが悪いぞ？」
ビクッ！と体が硬直した。バッと声がした方を見たが誰もいない。
少し周りを見渡していると頭上から声がした
「ここだ！」
声の主を確かめるため上を向くとそこには桜の木から俺を見下している人影があった。
スカートをはいていると言うことは女子生徒だろうか？
「とぉ！」
そんな女子生徒？は桜の木から前宙しながら俺の前に飛び降り、綺麗な着地をした。
惜しい…パンツは見えなかった。
そしてリアルでとぉ！とか言って飛び降りた人初めて見た。
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