武装中学生

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ただ嫌いな先生はいるが誰にしようか。片っ端からやっていくのもいいが、面倒だ。 ミッションには人数が記されてなかったから一人でいいのだろう。 だったら迷うことはない。 変態エロ教師山本、あの人しかいない。 山本先生は怖くていかつい、例えるなら熊のような人だ。ヤンキーもびびるほどの怖さだ。 まぁ、俺の制裁なんてたかが知れているさ。それでもミッションは完了になる。 簡単簡単。 じゃあ 「さっそく武装するために家に帰るか」 武装中学生はミッションを遂行するには必ず武装しないといけないルールがある。 このルールがなかなか厄介なのだ。 ミッションを遂行するときは必ずバレないように夜に行動する。今回もそうするつもりだが、厄介なのは警察に見つかったとき。 剣もナイフも持って、さらに防具までつけているのだ。 その他にもいろいろ持ってはいるが、これだけ揃えば銃刀法違反で逮捕されちまう。 まぁ。それも覚悟のうちだ。 だが、もし捕まったら俺は取り調べでお決まりのセリフを言うつもりだ。 「魔がさした」 今のうちから少しずつ練習しておこう。
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