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「早く帰ろ」
俺は授業が終わり木刀と鞄を持ち家に帰るため、教室から真っ先に下駄箱に向かった。
下駄箱で靴を履き替えていると。
「影」
後ろから声が聞こえてきた。
「お前か龍」
黒神 龍簡単に説明すると俺と同じクラスで、ハーレム主人公である。
「一緒に帰ろうぜ」
「別に良いけど、いつもの連中はどうしたんだ?」
黒神 龍はいつも回りに3人の女子がいる。
龍が1人でいるのを見るのが初めてではないかと思うくらい、いつも一緒である。
ちなみに何で龍は俺と仲良くしてるかと言うと、龍はハーレム主人公のため、回りから嫉妬され誰も相手にされないのだ。
まあハーレムと言っても小説みたいな変態な女子ではない。
俺はビッチたちに囲まれるハーレム主人公は嫌いだが、別にモテるくらい気にしないため普通に接したらなつかれたのだ。
だが、やはりハーレム主人公と言ったもの、龍に関わってから龍は毎日と言っていいほど問題事を持ってきた。
かなり大変な目にあったが、まだ大丈夫だ。
だが、正直な話これ以上の面倒事は正直ごめんである。
「今日はみんな予定があるみたいなんだ」
「そうかい」
そう言い俺達は学校を後にした。
「なあ影」
「何だ?」
「いつも木刀持って帰るけど学校に置いていけばいいんじゃないのか?」
今の発言でわかるかもしれないが、龍が男子に嫌われている理由は一回一回かなりバカな発言をするからでもある。
「持って帰らないと家で素振り出来ないだろう」
「そうか、すごいなあ」
龍の発言にやっぱりハーレム主人公だなあと思っていると…………
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