よあけ

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最後の一線を踏み越えたその足がほんとは 最初の一歩でした 夢から覚めたその瞬間が現実のはじまり 二本の足ではじめて大地に立った日 両の足で 大地に立つ 逃げ場はねぇ 言い訳もできねぇ もう羽根はねぇ 見上げたのは素知らぬ振りした空だ 今 只出来る事は へし折れそうな足で歩き続けてくだけ 有りのままで否定はねぇ 両の足で 大地に立って唄えばいい ごまかしじゃねぇ 見据えたのは ぼやけたりしない今だ この先何があっても 笑い飛ばしながら歩いてゆけるように 両の足で 両の腕で 両の眼で この気持ちで
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