第1章

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「えー、ひなちゃんも一人暮らしなんだ!俺も!」 「春哉くんも?大変だよね!家事とか!」 「本当!お母さんのありがたみが分かるよね。なんか実家帰りたくなって来るー!!しかも一人暮らしってさみしいよね!」 必然的に私の横に春哉くんが座り、お酒のせいもあるがあまりの話しやすさに私達は盛り上がっていた。 「私、たまにゆうちゃんが来てくれるから心強いの!」 「ゆうちゃん!いい子ー!」 「でもひなた、いつも電気切り忘れたりしてるよね。」 酔った勢いでゆうちゃんも話し始める。 「本当にひなたはおっちょこちょいだから親友として心配なんだよね。」 「ゆうちゃん、恥ずかしいからあんまり言わないで!」 それでもゆうちゃんはニヤニヤ笑いながら話し続ける。 なんだか久しぶりにすごく楽しいかも。 お酒の力もあるけど、春哉くんと仲良くなれた気がする。 嬉しい…!
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