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家に帰ると、狭いキッチンにお皿に盛られた俺のご飯があって、レンジで暖めて食べたよね。
本当に美味しかったよ。
でもね、付き合って最初の頃はあんまり美味しくなかんたんだよ。
いっぱい一生懸命練習したんだね。
後、体型維持が大変だったよ。
少しお腹に脂肪がつくと、
嬉しそうに俺のお腹のお肉をかき集めて、
「きみ」って名付け着けてたね。
そのネーミングの付け方も君らしかったね。
買って来た君の朝ご飯をリビングのテーブルに置いて、
君が作ってくれたご飯を食べて、
寝る準備が終わると君が寝てるゼミダブルのベッドに入ったよね。
俺が酔っぱっらっていて、
「ご飯美味しいかったよ。」
とか、
なんでも良い理由つけて、
君を起こしても
いつも寝ぼけ眼で「おかえり」って言ってくれたね!
それが嬉しい事なんだって思えてない時もあったのが、今では許せないんだ。
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