日常3

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連休が取れた時はよく旅行にいったね。 夏にとれる事が多かった。 伊豆方面が多かったけど、一番心に残ってるのが熱海の花火大会の事。 あの時の連休は、秋になってた10月初めだった。 あの日は仕事で結構飲んで家に帰ったら、 「今日ちょっとしゅんが休んだら出かけたいんだ。」 って君が言って。 「マジで、何時?って言うか何処行きたいの」 って俺が聞くと、 「今日は、花火やってるからついてきて。お昼過ぎに起きればいいから」 と言って瑠奈は微笑んでいた。 まだ酔っぱらってる俺はスーツをハンガーにかけ、 ワイシャツ、パンツのままベッドに飛び込みながら聞いていた。 「お昼って後4時間しかないじゃん。」 その時、部屋のアンティークな茶色の時計は朝の8時過ぎをさしていた。 「お願い。起こすから。」 って君が言ってたのを聞いて、 「うん?」って、 イエスともノーとも取れない様な返事をわざとして、 「おやすみぃ(^^)/」 ってふざけた感じてそのまま寝たんだ。
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