日常3

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シャワーを浴びて浴室から出て、 リビングに行くと、 瑠奈はクローゼット方にいた。 服でも選んでるのかなって、 濡れた髪をタオルで拭きながら見ていたら、 瑠奈は旅行用の少し大きめの鞄をとりだしていた。 「それどうするの?花火でしょ」 って聞くと、 「しゅんも下着位でいいから、着替え持っててね。」 って、 少し意味深な笑顔で言ってきた。 「えっ、待って、マジ何処いくの?」 そしたらもっと笑顔になって、 「熱海の花火大会」 それを聞いて、きょとんとしていた俺が何か口にする前に、 「大丈夫、旅館とってあるから。」 「お願い、行こっ。」 その言葉に、また唖然としている俺に、 「良いじゃん、明日も休みでしょ。付き合って」 って更に嬉しそうに瑠奈はいった。 そのまま勢いに押される形で、 「あっ‥はい」 って俺は答えていたんだ。
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