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お互い用意を終えて、
14時過ぎ位には、家を出た。
俺は、下着類と少しの着替え、
髪をセットする道具等を入れた少し小さめなバックと、
財布やキーケースを入れた、
ヴィトンのウエストポーチを肩から斜めにかける程度の荷物に対し、
瑠奈は、
いつも使っているヴィトンのバックと、さっきクローゼットから出した旅行用のバック二つ持っていた。
俺が、
「大きい方の鞄もってくよ。
貸して」
って言うと、
「大丈夫、しゅんはあんまり寝てないから。自分で持ってくよ。」
と瑠奈が答えた。
いつもなら渡してくるのにって思いながら、
「ふーん、ありがとう」
と答えた。
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