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ホームに着くと、
それから間もなく新幹線がやってきた。
それに乗り込み指定されている席を見つけ二人は、
荷物を棚に置き座った。
瑠奈は大きい方のバックは足下に置いていた。
車内は結構空いていて、
前後に乗客はおらず、席のリクライニングも気兼ねなくできた。
「空いてて良かったね。」
と瑠奈が言うと、
「うん。でも次の駅で乗ってくるんじゃない?」
「かもね。でも、ゆったり座ってられる内にお弁当食べちゃおうよ。」
と言って、
前の座席からテーブルをたおし、
お弁当とお茶を出して、お互いのテーブルに乗せた。
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