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東京に来てからは、全てが新鮮だった。
人、建物、ネオン、食べ物全てが新鮮で生きてるって感じがしたんだ。
最初の仕事は練馬区のキャバクラのボーイ。
知人の紹介で入ったんだけど、半年位で前の店長が飛んで、
それで店長になったんだ。
まだその時は、余り実力も無いのに。
でも、お金はそこそこ稼げていたんだ。
でも、社長が借金してて店投げて逃げちゃったんだ。
そこでお店終わりになった。
給料ももらえずままにね。
所詮、その程度のレベルの店。
後に、歌舞伎町の高級店で働く事になるけれど、全然レベルが違うんだ。
店も。俺の仕事力も。
天と地程に。
歌舞伎町に行ってから考えると、
(おママゴトでもしてたの?)って思う位だった。
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