教室の窓から。

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「それは絶対直緒に気があるでしょ!」 仕事終わり、私は同僚と一緒に小料理屋に来た。 同僚の名前は種村紫乃(たねむらしの)。 同じく教師生活3年目の同い年ということもあって先生の仲で1番仲がいい。 同い年のはずなんだけど、私よりずいぶん大人な考えをしてるのでよく相談に乗ってもらう。 紫乃からすると私の考えがガキくさいだけ。らしいけど・・・ 「え?いや、それはないでしょ~」 「だってそんな頻繁に彼氏いるの?なんて普通の人は聞かないって!」 いつの間にか話の話題は加治屋くんになっていた。 「まぁ、嫌われてはないかな?と思うよ。でも生徒が先生に思う好きってさ、違うじゃん。」
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