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夕餉を食べ終え私はトシさんの部屋に向かった。
琴)トシさん。私
土)おう、琴か入れ
琴)トシさん話しって?
ちょっとした沈黙の空間ができてしまう。何時もそうだ、トシさんが私に叱る時の癖だ、この人は私に叱ったりするのが酷く苦手なようだから
土)・・・・・・
だから、私が言ってあげなきゃいけなかったりする
琴)いいよ。分かってる。今日巡察で少し遅く帰って来たからでしょ?
土)それもそうだが,お前はもう立派な大人だ、もう少し自覚をして行動しろ
トシさんはボソッと
『それに、もう嫁に言ってもおかしくない年頃なんだぞ』
そう聞こえた、私にフツフツと怒りがこみ上げてくる
琴)それって、つまりここから出ていけって事?私は邪魔になるから?
嫌だよ。そんなの。
私ほは我慢できず部屋を飛びだそうとする
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