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ーーーーーー闘技場ーーーーーー
「おぉ…」
「Zzz………」
「お前はまた寝てんのか」
闘技場は普通のコロシアムみたいな感じで、中央の四角いステージをぐるっと囲むように観客席がある。
大きさは四角形のステージが100m×100mくらい、もっとあるかもしれないけど…
客席の数は5000以上、これは高等部以外の生徒も見学に来たり、親達が見に来ても平気なようにらしい
「ルールは魔武器無し、使い魔無し、魔法は出せるのなら最上級まで、相手が降参か気絶、審判が止めたら試合は終了、殺しは無しだ。」
学園長にルール説明してもらい、エリィを預けてステージに上がる
「お前がジンか、俺が今回の実技試験を担当するジーク・ギブソン、ここの教員だ。呼び方は好きにしろ」
ふむ…
「ならおっさんで」
「一応教師だ、敬え」
「呼び方は好きにしろって言ったの忘れました?」
「そんなこと言ったっけ?」
「あんたバカだろ」
ジークのおっさんとそんな会話をしていると
「これより!ジン・レイグスの実技試験を初める!
両者構えて…
始めっ!!」
審判の合図で、俺とおっさんはほぼ同時に身体強化して飛び出した
「てーい」
「ウラァァァァァッ!!!」
ドオォォォォォォォォン!!!!!!
「開始早々相手に突っ込むとは感心せんな!!」
「それはあんたも同じだろ」
お互いの拳をぶつけながら高速で殴り合うが、拳同士でぶつかるかかわされるため、思うような一撃が入らない
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