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「とりあえず!学園長室行くわよ!!」
「え?ちょ、引っ張るなって!歩ける!歩けるから引っ張るなあぁぁぁぁ!」
ーーーーーー学園長室ーーーーーー
ぽいっ
「へぶんっ!?」
学園長に引きずられてようやく解放されたかと思ったら投げられた、
痛い…
「さって、あなたはこれからこの学園の生徒ね!編入生なんて久しぶりっ!!」
「とりあえず学園長に引きずられ続けて疲れてるんですから、早く説明してください…」
「はいはい、説明ね?」
やっと話が進むよ…
「えっと、ジンくんがこれから通うクラスはAクラスだったわね。特待生で編入させてもいいんだけど、どうしたい?」
「特待生になったら何か特典とかあるんですか?」
「寮で自炊する時に必要な食材費の免除とか部屋が特待生部屋になったりする、と言ったところね」
別に要らんな
「別に特待生じゃなくていいです、目立ちたくありませんし」
「そう、じゃあこれがこの学園の制服よ。サイズは勝手に変わってくれるから気にしなくていいわ」
「あ、どうもです」
「ぶっちゃけ説明なんてこのことぐらいだから、後のことは学園で過ごしながら覚えなさい!」
ただ面倒なだけでしょwww
「寮はどうすればいいですか?」
「それは高等部寮に行けば寮監がいるはずだから、その人に聞いてちょうだい」
「了解です」
「じゃあ明日の朝8時半にさっき渡した制服でここに来てちょうだい?あなたの担任を紹介してそのまま教室に行ってもらうから」
「わかりました。失礼しました」
そう言って学園長室を出た
エリィ?ずっと俺の頭の上で寝てたよ?
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