編入の準備!

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「さてと、寮に行きますk「ジンさぁぁぁん!」なんだよ煩いな…ってエルか、何か用か?」 「いやいや、何なんですか!?あの試験内容!ジーク先生ってあれでもSSランクなんですよ!?」 あれでSS? 「嘘つきは泥棒の始まりだぞ?」 「えぇっ!?そうなんですか!?」 「嘘だ」 「ジンさん泥棒だったんですか!? ってあれ?何の話してたんでしたっけ?」 エルってバカの子だったのか… 「寮まで案内してくれるんじゃないのか?」 「あ、そうでした!じゃあ行きましょう!」 「Zzz…」 さて、どの位時間かかるのかね~ ~~~~~~~~~~~~~ 「疲れた…」 「「Zzz………」」 俺は今、頭にエリィ、背中にエルを背負った状態で高等部寮の前にいる ここに来るのは本当に大変だった… エルが「寮までの登下校は歩きなんです!!」とか訳のわからない事を言い始めて移動方法が徒歩になったり エルが「あ!ここのお店一度入ってみたかったんです!!」とか言ってアクセサリーの店に入ったはいいが1時間ぐらい出てこなかったり エルが知らない間に歩きながら寝ていて道に迷ったりした 「あれ?全部エルのせいじゃね?」 少しイラっとした… 「ここなんてホテルかっつーの」 寮の外観は洋風のホテルだけどてっぺんが見えない 「異世界に来た時点で俺の常識なんて通用しないか…」 俺はこの世界の常識について考えながら寮に入った 「「Zzz………」」 「ハァ…」
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