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シエラの第一印象は無口で小柄な女の子って感じだな、見たところ封印がかかっていて魔力量が平均以下みたいだ
「召喚して来たぞ!使い魔はプロミネンスドラゴン!どうだ!すげぇだろ!」
「次はあたしが召喚するわ」
「え?スルー?スルーなの?」
「頑張れよ」
「…………がんば」
「え?無視?無視なの?」
バカはほっといて、ミラの召喚でも見学すっか
ミラが召喚陣の上に立ち、持っていたナイフで親指の腹を切って血を垂らした
カッ!
「うぉっ!眩しっ!」
「目が!目がぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「………眩しい」
「キュイ!キュイィィィィィィ!」
あ、分かってると思うが上から俺、アレン、シエラ、エリィだからな?
2番目が俺だと思ったやつwww原稿用紙5枚に纏めて上司か担任に提出して来なさいwwwwwwww
「我を召喚したのはお主か?」
出てきたのはイケメン、美女だと思ったやつ挙手
「えぇ、私と契約して欲しいの///」
ミラがデレた!?
「ん?どうした?顔が赤いぞ?」
「っ!何でもないわよ!それよりも早く契約しなさいっ!」
「あ、ああ…契約だな?ならば我に魔力を流せ」
「分かった…///」
…ほとんどの小説だと、主人公が使い魔召喚して使い魔が主人公に一目惚れだよな?
なんでミラ“が”イケメン“に”Kissしてんの?
「これで…いい?///」
「け、契約完了だ///」
ヤバい、雰囲気がピンクだ…
「お前ら、とりあえずそこどけ」
「ふぇっ!?」
「ふぇっ!?じゃない、シエラが召喚出来ないだろう」
「ごっ!ごめんシエラ!」
「……………お幸せに」
おいおい、そんなkボンッ!あ…
「////」
「主!?主ぃぃぃぃぃ!」
ミラがオーバーヒートしてイケメンが騒いでるが、無視しよう
「シエラ、早く召喚してこい」
「…………わかった」
そう言ってシエラは召喚陣の中に立ち、血を垂らした
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