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モブフォイの言ったことを無視して鎌を振るう死神
「そこまでだっ!」
ガキンッ
突如、死神の鎌が一本の剣に止められた
勇者(笑)か…
『何者だ?』
「僕は山田太郎!この国の勇者だ!」
太郎www
勇者の名前が太郎ってww
「太郎様っ!?」
「太郎さん!」
「太郎っ!」
「太郎くん!?」
「太郎太郎うっさ」
やっぱいるのな、勇者ハーレム
見てると萎えるよな
「ジン……どうする?」
「キュウ?」
「シエラか、どうしよっかね~」
このまま傍観しても良いんだけどつまんないからな
勇者弱いし、モブフォイと仲良く死神に殺されるのがオチだ
「見ててもつまんないよな」
「……うん」
「……キュイ」
「おいおい!早く逃げないとヤバくね!?」
「大丈夫だよ?死神は召喚者と障害にしか攻撃しないから」
「つまり止めに入った勇者(笑)は排除の対象というわけね///」
「そういうことらしいな///」
ミラ達はいつの間に戻って来たんだ?あと赤くなるな
「ライ///」
「ミラ///」
お前ら…
あ、ライってのはミラの使い魔で種族はウンディーネらしい
「たかが学生が死神に立ち向かっても無駄死にするだけだよな」
「そうだね、あの人はもう対抗しちゃったから逃げても追ってくるしね」
「ん?何かこっち見てないか?」
アレンが言ったので勇者(笑)の方を見ると、ハーレムがこっちを睨んでいた
「仕方ない…」
モブフォイは決闘が無くなるから別にいいとして、太郎くん(笑)は弄ったら面白そうだから助けるか
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