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「夜桜」
俺は魔武器の夜桜を鎖に変えて“縛”属性の魔力を流す
縛属性は名前の通り捕縛に特化した属性、魔法の種類が少ない代わりに少ない魔力量でも絶対的な拘束力を持っている
「さてさて、どんな特殊効果かな~?」
「キュイ~?」
とりあえずモブフォイに向かって鎖を投げる
ジャララッ
「うわっ!何だこの鎖はっ!?」
「おおっ!」
見た感じ鎖に縛属性は絶対捕縛かな?
モブフォイが逃げても追っかけてるし…あ、捕まった
「はい、残念でした」
「な、何をする平民!離せ!!」
「だが断る」
「僕はきz「だが断る」」
「被せr「だが断る」」
「h「だが断る」」
よし、黙ったな
「お~い、死神さ~ん」
『何だ?』
「はい、お届けもの」
そう言って鎖で縛ったモブフォイを渡す
「なっ!何で渡すんだ!」
ん?
「勇者(笑)か…」
「彼はそいつに殺されかけたんだぞ!?」
「だからどうしたんだ?そいつは禁忌を犯した」
「禁忌召喚したからって殺すのは間違ってる!!」
「はぁ…死神、そいつ持ってもう帰れ、こいつはこっちでなんとかする」
モブフォイを気絶させて夜桜を待機状態に戻してから死神に引き渡す
『感謝する……』
「待て!」
勇者(笑)の言うことを無視して死神は消えた
「お前!何で死神に彼を渡した!!」
「禁忌を犯したからってさっき言っただろ、召喚の事を少し知ってるだけで調子に乗るな」
「何だって!?」
「禁忌召喚が禁忌とされている理由も知らない奴がいちいち煩いんだよ」
「お前は知っているのか!?」
「当たり前だ、使い魔召喚の原理から禁忌召喚の理由も知っている」
「知っているなら何故彼に説明しなかった!!」
こいつ本気でバカじゃないのか?
「何故説明する必要がある?この時間の最初に言われた筈だ、禁忌召喚はするなと。なのにあいつは禁忌召喚を行った、どう考えても悪いのはあいつだ」
「でm「でもなんだ?説明していれば禁忌召喚しなかったかもしれないとでも考えているのか?恐らくあいつは“禁忌召喚で通常の召喚よりも強い使い魔が召喚される”とか“死神を使い魔にする”とでも考えていたんだろうからな」…」
まだまだだ
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