549人が本棚に入れています
本棚に追加
「それに、禁忌召喚で死神が召喚されなかった場合に召喚されるのはただ暴れ、破壊の限りを尽くすキメラだ。そうなっていた場合、ここら辺の生徒は皆殺しだ」
「っ!」
禁忌召喚で召喚されるキメラは召喚陣に垂らした血に何人の血が含まれているか、召喚される予定だった使い魔の強さによってランクが変わる
「キメラのランクはどんな使い魔が元になっていてもSS以上なのは確定だ、ここの生徒にSSランクの奴はいないし教師にSSがいたとしても生徒を庇いながらじゃ実力は出せない。これで分かったか?おまえがした事は無意味だ」
やっぱ勇者って綺麗事ばかり言って何も知らないからムカつくよな、こいつは「僕は全ての人を守るんだ!」とか言っときながら後で現実に潰されるタイプだろうな
「……君は」
ん?
「君は彼が死んでも何とも思わないのか?」
なんだ、そんな事か
「思わない」
「何故!?」
「あいつ貴族貴族煩いし、決闘する必要無くなったし、死んだの自業自得だし」
これは事実、貴族だからって威張る奴は好きじゃないし決闘も面倒だった、魔武器は決闘で試しても良かったけどギルドの依頼で試した方がランク上がるし金も入る、何より手の内はしられない方がいい
「そうか…なら僕が決闘を申し込む!」
「は?」
どっからその発想が出てきたんだ?
「僕が勝ったらこの学園を辞めてもらう!!」
出ました、登校初日で中退の危機wwwww
「じゃあ俺が勝ったら何でも俺の言う事一つ聞けよ?」
「分かった、決闘は今日の放課後にここでだ!」
「へーへー」
こんな感じで勇者(笑)vs俺の決闘が決まった
「……………むぅ……私達…空気……」
「…………キュウ……」
「」
「ミラ///」
「ライ///」
最初のコメントを投稿しよう!