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「そうじゃのぅ。
今あるなかではこれがよいかな?」
マスターが依頼書を俺に差し出した。
そこにかかれているのは…
「ドラゴンの討伐及び鱗の回収」
ドラゴン?
「ドラゴンって、まさか…」
「そのまさかじゃ。
近隣の森で、最近ドラゴンの行動が活発化しておる。
それにドラゴンの鱗の価値は最高級じゃ。成功したら、鱗の半分はくれてやろう。どうじゃ?」
「いやいや、無理でしょ!
正規所属もしていない駆け出しの魔導士に勧める依頼じゃないでしょう。」
「そうか、断るのか。
ならばこれからは院長との付き合いは無しだな。貴様のせいでな。」
俺のせい?
ふざけんなよ。ドラゴンとなんか戦ったら、死ぬじゃねーか。
院長なんて知るか!
と、そこへ奴がやってきた。
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