ハジマリ

2/3
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/18ページ
20XX年、魔法が発達した世界でのこと。 ある日、一人の少年が生まれた。 その少年は生まれた時に必ず行われる魔力検査において、十万超えという数値を叩き出した。 これは大人の平均値である一万を考えると、恐ろしい数値であった。 そこで世界はある策をとった。 それは……… 少年の魔力を通常の子供と同じくらい、いやそれ以下に抑える封印術を施したのだ。 そしてこの事実は関係者以外には一切知らされず、隠蔽された。
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!