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遠野主
「私の心は、まさに澄み渡る空には丁度良かった……。
これが愉悦か。
真っ暗に染めて豪雨になり、赤い血が降り注いだとき、私達は才能を使い何が出来るのか。
きっと何も出来ないだろう」
「希望ヶ峰学園は、超高校級の才能を育成する。
私のような絶対的な記憶力を実験し、また科学に置き換え、その才能を生み出せるのなら……私は従うまでだろう。」
「光栄だ、名誉だ。
誰もが憧れ入学を希望を望む希望ヶ峰学園は、超高校級の才能を持たなければ入れない。
絶対的活躍、将来を約束された学園は、入るものを選ぶのだ。」
「記憶力以外取り柄のない私を受け入れてくれるだけで、私は生きる価値を見出だせるだろう。」
「さあ、踏み出すのだ。学園へ」
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