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経川獅子
「お……起きないみたいですよ」
新宮雪菜
「放っておけばいいんじゃないカナ?カナ?」
経川獅子
「で、でも……。」
映見屋邪空
「少しは黙りなよ、君。」
経川獅子
「でもあの……」
遠野主(M)
「私は、声で目を覚ました。」
遠野主
「ん……」
映見屋邪空
「ほら。彼、目を覚ましたみたいだよ。君のお節介はいらなかったんだ」
経川獅子
「お節介……」
遠野主
「ここは……」
遠野主(M)
「見たこともない教室。教室、だろうか?私が今まで見た教室とは雰囲気がまるで違っていた。」
映見屋邪空
「遅いお目覚めだね」
遠野主(M)
「クラスメイト……だろうか。しかし私は、確か学園に入って……入って、どうしたんだ?」
遠野主
「問おう。貴方が私のマスターか」
映見屋邪空
「……はい?」
遠野主
「…………。なんでもない、これは自己紹介の儀式のようなものだ。」
映見屋邪空
「そうかい。では、返そう。僕の名前は映見屋邪空。超高校級のモテ男っていうのが、才能ってことになってるかな。」
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