結婚条件♪

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side 遮られた、俺の冒険の始まり、それを目の前の女が遮りやがった… 「私は流れ星一番隊副隊長大海の姫、貴方は何者ですか?返答によっては拘束させて頂きます」 何なんだこいつは?いきなり降ってきたかと思えば、聞いてもいない自己紹介始めて挙句拘束するときた。返答次第とはよく言ったもの、逃げられないようにドーム状の結界?魔力を感じる壁を張ってる時点で見逃す気さらさら無し…流れ星って何だよ… 「姫様、俺は怪しいヤツでは御座いません、迷っていた所ドラゴンさまに助けて頂いたところです」 「何者だと聞いているんです」 ジョークは通じないようだな 「失礼しました、俺はマオと申します」 隣のドラゴンが「ほう、マオと言うのか」と呟いているが俺自身、魔王様!って呼ばれ慣れてるから適当にマオにしただけだ 「ではマオ、貴方に幾つか聞きたいことがあります、貴方の目的は何ですか?」 この状況どうしたものか…隣にドラゴン、後ろは自然破壊後、まあ破壊したのはドラゴンだけど…それに対するギルド員、この世界にもギルドってあるんだな、その多分実力者が目の前で敵意剥き出し。俺もしかして魔族と思われてる? 「答えになって無いですけど俺人間ですからね?」 「質問に答えなさい!」 ダメだ…俺もう敵とみなされてるわ 「分かりました、俺の目的を話します。だからこの結界を解いてくれませんか」 「それはできません、この結界を解けば貴方はそのドラゴンで街を破壊しに行くのでしょう?」 第一印象って大切だなと心から思ったよ 「なあ、マオよ」 上からもう飽きましたと言わんばかりのかったるそうな声が聞こえてきた 「もう行かぬか?」 「んーそうだな、多分これ永遠に終わらない気がしてきたし」 「逃がすとお思いですか?」 突如姫様の周りに渦が巻き起こった 「そう言えば名前聞いてなかったな、なんて名だ?そもそも名なんてあるのか?」 姫様をガン無視してドラゴンに話しかける、「いい度胸じゃない」いい感じにボルテージ上がってきたな、目が本気だよ
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