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「失礼します、ギルド流れ星一番隊副隊長大海の姫をお連れいたしました」
余談だけどギルドの名前は流れてくる人が星のように輝ける場所…と言われてるけど、本当はマスターがギルドの名前決めようと悩んでるとき流れ星が見えたかららしいわ
「うむ、ご苦労であった」
私を連れてきた人は一礼して部屋を出ていく
部屋には私を囲むように護衛隊大臣ども、そして前には国王と王妃がいる。王妃いつ見ても眠そうね
「さて、いきなり呼び出して悪かった。実は君に聞きたいことがあってな」
王妃に見とれていると国王に話し掛けられた
「お気になさら無いで下さい。それに大体予想はしています」
「おお!そうか、なら話が早い!」
さあて、何て言い訳しようかしら。少し力入れすぎましたとかかな?元々師団長が悪いし私の意見も少しは通る筈だし
「実は君に我が師団の指導者をしてもらいたい!」
「え?」
指導者って…え?
「ん?どうしたのだ?」
「師団長のことじゃ無いのですか?」
「師団長?あやつがどうかしたのか」
「あっいえ」
良かったー!まだばれてない!
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