桜舞うあの道で

16/21
前へ
/21ページ
次へ
最初に口を開いたのは鉢巻を巻いた人だった。 「観月、その子誰?」 「あぁ、この子は桜さんですよ。今日一緒に練習をする約束をしたんです」 「へ~、よろしくね」 「よ・・よろしくお願いします・・って・・あれ?」 「どうかしましたか?」 「いや・・私観月さんに名前まだ言ってないはず・・」
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

114人が本棚に入れています
本棚に追加