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「でも観月さんは選手ですし‥」
「貴女も選手でしょう?お互い様ですよ」
にこりと微笑み観月さんは自分の髪の毛をいじる。
そんな観月さんに私は俯き加減で答えた。
「いえ‥私は選手ではなく・・マネージャーです」
「選手ではない‥?入学当初選手として入ってきたのに?」
「選手として頑張るよりマネージャーとして選手を支える方が合ってるかと思いまして‥」
「それは‥勿体ない」
「もったいない‥?」
観月さんは私を見つめた。
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