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真剣な眼差しで見つめると私に解いた。
「貴女は素晴らしい身体能力を持っているのにマネージャーとして終わらせるなんてもったいない」
「え‥」
「テニスプレイヤーとしての素晴らしい能力が埋もれたままになるのは惜しいと思うんです」
時折ジェスチャーを交え私に力説する。
自信に満ち溢れた声で。
「そう・・例えるなら貴女はダイヤモンドの原石。研けば研くほど輝きを増すんです」
「そ‥そうですか‥?」
「ええ、自信持ってください」
そう言ってにこりと微笑むと去っていった観月さん。
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