プロローグ

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「……聞いてくれるかな?」 「な、何……?」 彼は私の手を取って、優しく微笑みかけてくる。 僅かに甘い花の香りが鼻をつく。 「僕は、君の事を愛しているんだ」 そう言った彼の瞳は真剣そのもので。 ――私は、恋におちた。
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