2年B組の休み時間でのこと

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準一「だっ、誰か! 誰か助けて下さい!」 つかさ「空港のど真ん中で言わないとそれの意味ないよ、ジュン~」 準一「だっ、誰か! 誰かAEDを持ってきてください!」 冬彦「えらく具体的になりましたね……」 アンジェ「か、かしこまりました! アンジェ、今すぐAEDを持って参ります! 」 シュンッ 来ヶ谷「うむ、中々にいい動きだ、アンジェリーナ君」 準一「くっ……いくら心臓マッサージしても息を吹き返さねえ!」 隼太「と、なると……」 新吾「残った手段は……」 美魚「人工呼吸…………っ、はぁはぁ、ぐもっぷ……」 理樹「なんで息粗くしてるの、西園さん!?」 美魚「いえ、つい……」 隼太「一応聞くけど、女子勢は人工呼吸なんて真似、アウトだよな?」 紗凪「あっっっっっっっっっっっっっっったりまえだっ! なんでこんなキショイ男の中でも更にキショさで独走中のミジンコのためにうら若き乙女の唇を捧げにゃならんのだ!」 冬彦「でも、何名かノリノリな方がいますよ」 巡「しっ、仕方ないわねっ! まっ、まぁ、人命救助だしっ!? た、確かに私のファーストキスになっちゃうんだけど、まあ人命救助って話しになるなら、そんな小さい事無視して……」 中目黒「ダメだよ巡さん! 一応アイドルなんだから、こんなところで人工呼吸なんてしたらあらぬ噂が立っちゃうよ! ここはボクが杉崎君と……」 美魚「いえ…………ここはあえて直枝さんがよろしいかと……」 理樹「なんでさっ!?」 美魚「直枝さんが筋肉で遊ぶことを了承して、このような事態になってしまったのですから、責任を背負うべきかと……」 理樹「いやいやいや、それなら言い出しっぺの真人でしょ!?」 美魚「井ノ原×杉崎……ないですね、どうかんがえても……気分が悪くなってきました……」 真人「へっ、照れちまうな」 理樹「いやいやいや」
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