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そこは昼間だと言うのに光すら殆ど当たらない薄暗い森の中… 「ねぇこいつはどーなの?」 「うーん…五分五分かなぁー素質はいいみたいだけど」 「ヒィッ…ぃや…助けッ…(先生!!)」 “学園”の制服を着た少年はガタガタと震えながら必死にその“二人組”に助けを懇願する。 …が、その助けを求める声は虚しくも、その森の中へと消え去り、後に残るのは断末魔の声だけであった……。
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