第1話 南西の死神

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 どうして、どうして私を捨てたの。  私のどこがいけなかったの。  私のどこが間違っているの。  あなたが望むままにあの忌々しい戦争の中で私は戦い、私が私である存在理由を維持していたのに。  これまでの努力がなんの価値もなかっただんて。  信じていたものが一瞬のうちに崩れ去った。  絶対に許さない。  これで私が存在する理由ができた。  あなたの声が二度と聞こえないようにするために。  あなたの声が二度と聞こえないように、するために。  
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