4月1日

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目を開けたらそこは真っ白な空間だった。 何もない部屋。窓はおろか扉さえないただ白いだけの部屋。 いったいここはどこだ? そんな疑問が頭に渦巻いている。 「いや」 その前に。 「俺は誰だ?」 自分の名前がわからない。 疑問ばかり浮かぶ中、後ろから声が聞こえた。
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