白狼の巻

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「そうか。イースよ、ここでお別れだ」 再び、イースとの死闘が始まった。 (ほぅぉぉ、ワタァッ) 「白狼双牙聖拳 奥義 白狼天聖拳(はくろうてんせいけん)。貴様は、もう二度と現れない」 「何、だと!? ぐっ、ふぁぁァァァ」 イースは、破裂して死んで逝った。 「リュウさん。ありがとうございます」 あの少女が話して来た。 「もう、大丈夫かい」 「はい。あの時話せなくてごめんなさい」 「気にするな。君の名は?」 「メイ。リュウさん、本当にありがとう」 「リュウでいいよ。ただ、略奪する奴等が気にくわなかっただけだ。俺は、同じ拳法を使う奴に会わなければならない。カイトとメイ、またな」 「おい、待ってくれリュウよ。おいらもついて行く。なぁ、メイもだろう?」 「う、うん」 「2人共、この旅は危険かも知れない。それでも、いいのならついて来い」 2人は「うん」と言い、リュウと旅をすることに決めた。
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