白狼の巻

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リュウらは、その村についた。だが、人の気配が無かった。 「人がいない! おかしすぎる」 「リュウよ、本当にこんな村にいるのか?」 「昔はいたんだが。ん? こっちに何か来る!」 突如、地面が唸り出した。 (ゴオォォォォ) 「これは!! この場から離れるんだ!」 地面から何かが飛んできて、リュウの身体から血が流れていた。 「カイトとメイ大丈夫か」 「リュウさん、血がぁ」 「大丈夫だよ。メイとカイトは一緒に、そして俺から離れるんだ」 また地面が唸りだして、リュウの方に何かが飛んできた。 「その技見切った!!。白狼双牙聖拳 奥義 逆流双刃拳(ぎゃくりゅうそうがけん)」 「ぐはぁっ。我が、拳の技を跳ね返してくるとは、まぁよかろう。リュウ、ここに何しにきた」 「俺の拳を使う者を聞きに来た」 「白狼双牙聖拳を使う男かぁ、1人だけ知っている。そいつは他にも白狼双牙聖拳の瓜二つの拳法を使い、その拳法名が 黒狼双牙神拳だ。聖拳と神拳を、そいつは使える」
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