白狼の巻

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「ロウよ、そいつの名は?」 「知らん。だが、ここより南に向った方にスザクという名を持つ奴がいて。そいつは、昔に黒狼双牙神拳と闘った事があるらしい。行ってみてはどうだ」 「分かった。ありがとうロウ」 「あぁ。後、妙な噂がある」 「何だ?」 「最近、黄臥という奴が村々に現れて拳法家を倒しているらしい。リュウは大丈夫と思うが、気をつけろよ」 「あぁ」 リュウ達は、ロウに教えてもらった村に向うため、すぐに旅立った。
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