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その頃、リュウ達は村についていた。
リュウは、村人にスザクという者がいてるか聞いてみた。
「すまんが、スザクという者を知ってるか」
「あぁ、スザク様かい。知っとるよ、あの丘の上に住んでおる」
「ありがとう」
早速、リュウ達は丘の上の住家へ向って行った。
-スザクの家-
扉をノックした。
「は~い。どちら様ですか」
「俺はリュウという者で、貴方に会って黒狼双牙神拳を使う男の話しを聞きにまいった」
「そうですか。中へどうぞ」
リュウが扉を開けた瞬間、一瞬何かが光った。
「メイ達、伏せろ!」すると、鋭いナイフが飛んできた。
「さすがですね。私の僅かな気を読み取り瞬時に判断できるとは、貴方が白狼のリュウですね」
「試してたか」
「すまない事をしてしまい、申し訳ないです。だが、これは我がスザク家に代々伝わってきた事をしたまでです。我がスザク家は、白狼双牙聖拳の護衛役。即ち、リュウさん達の血筋を守るためにいてる盾のような存在。だが、貴方の師を守る事が出来なかった」
「スザクよ、その気持ちで十分だ。教えてくれ、我が師を倒した奴とは」
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