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「改造はしてません。この形は
彼が望んでなったんです。」
見た目より落ち着いた口調だ。
私はアニマルの頭を撫でながら
「へぇ、かしこいね。余り見ない型の
アニマルだったから少し気になってね。」
少年は少し面倒くさそうに
「そうですか?他にも在りますよ。
別のにも変わりますよ。鳥とか、色々」
少年はそう答えると
視線を葬儀の方に向ける
「知り合いなのかい?」
私が問いかけると
「いいえ、知りません。」
少年はそう言って振り返り立ち去ろうとした
「あぁ!ちょっと」
私は少年を呼び止め、
胸元から名刺を取り出すと
少年に渡した。
「なんでもいいんだが、
もし何か..あれば、
ここに連絡くれないかな?」
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