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［しかし、互いに同じなのは、分離、分裂にはリスクがある。彼等は自分を守るために数を増やし兵隊とする。我々は逆に、未熟な者をサポートする。強者が弱者を守るから数は要らない。］
「何だか、頭が痛くなってきた。」
「で、天敵って？」
［私の本体は精神。肉体が無ければ彼等は攻撃出来ない。しかし、私も肉体が無ければ闘えない。］
［彼等と闘ったとする。
私が勝った場合、彼等の肉体から奪うんだ、魂を。それで私は、より強くなる。彼等は、分裂も繁殖も出来なくなる。死だ。
もし私が負けても、私は肉体を棄て、新たな身体に入れば、何度でも戦える。だが、彼等の身体は奪えない。総て彼等に埋め尽くされたら、私は無力だ。］
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