アパート-2-

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「どうすんだよ。」 [どうにもならない。] 「そうゆう事じゃねぇよ!これからだよ!」 [そうだな..説明が済んだら考えよう。] 「まだあんのかよ!」 [まだ3分の1かな。] ウンザリだ.. [私は別に、復讐しようと考えている訳ではない。だが、この惑星を彼等の牧場にする訳にはいかない。出来るなら、ここの人類を今のまま、生活させたい。] 「君の協力無しでは、彼等と闘えない。」 「解った..なんて言えるかよ!」 [当然だ。よく考えてくれ。] 「考えろも何も、きのうの闘いだって、やっとだったのに。手伝えってか?」 [さっきも話したが、君は、特別だ。我々はかなり有利だ。] 「有利?」 [そうだ。通常の人間との融合ならば、肉体強化は出来ても所詮生物だ。強度が低い。しかし君なら、細胞を変化させられる。鋼の様に強く。それと..] 「それと?なんだ?」 [何でもいい。右腕をなにかに近付けてくれ] 俺は近くにあった目覚まし時計に腕を寄せた。 目覚まし時計と右手首の間にバチバチと光が走る。 時計が吸い付く様に手首に繋がり、形を変えてゆく 暫くすると 金属色の掌が出来ていた。
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