警官 山田 泰三

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少年は名刺を受けとると 「解りました。でも何も無いと思います。」 そう言って立ち去った。 知り合いでは無いと答えた少年に、 何故名刺を渡してしまったのか。 自分でも不思議だった。 ただ何となく、気になったのだ。 葬儀を見守る少年の あの悲しげな眼差しが。
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