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ゼウスは今までとちがい、話しにくそうにつづけた。
[家族とは今後会わないほうがいいな。君は別人になる。当たり前だが、家族も君を他人だと思うだろう。]
[問題は、君の心さ。]
[いくら私が説明しても、簡単には納得でき無いだろう?君の協力がなければこのプランは無理だ。]
家族..
親や兄弟、姪っ子たち。
自然に顔が浮かんで来る。
[君に覚悟ができなければ..]
「身内は、安全じゃ無いんだな?」
[確実に狙って来るだろうな。]
「それは避けたい。俺とお前が組んでるのを奴等は知ってる。別人になっても、狙って来るんじゃないのか?」
[その為の死体だ。奴等は我々の状況迄は知らない。君が死んで私が移動したと思うだろう。]
「家族に接触する必要は無いって事か。」
[そうゆう事だ。]
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